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「火星から来た男」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1947年 - 関西興論新聞 未確認 未確認 連載4コマ -
1997年06月30日 - ヒョウタンツギタイムス33 手塚治虫ファンクラブ京都 B5判 復刻版 -
2000年09月30日 京都漫画研究会復刻シリーズ1 珍念と京ちゃん 京都漫画研究会 B6判 復刻版 -
2020年04年25日 手塚治虫アーリーワークス 888ブックス A5判 -

『作品内容』
毎夜研究室で奇怪な行動をとるミキコ。 泰介から呼ばれた警察は彼女を見張るが署長(ブク・ブック)は睡眠薬を盛られてしまう。 呼ばれた牧岡探偵は犬を使って墓の下にミキコがいることを突き止める。 そこで彼女は特殊なめがねをかけたときだけ見える男と話をしていた。 世ではミキコをはじめとした四次元世界跳躍研究をしていた4人の科学者が失踪していた。

彼らはオメガと名乗る男に監禁されていた。 そこは四次元の世界で世界に地殻変動を起こそうとしている陰謀を知る。 地上世界では失踪した牧岡探偵の自宅で署長と泰介が色々と不審なものを見つける。 めがねをかけた署長はそこにミキコがいることを知る。 オメガの陰謀を話そうしたミキコだったが突然現れた牧岡によってめがねが燃やされてしまう。 そして牧岡はミキコを誘拐したのは泰介だと話し,逮捕させてしまう。

その頃四次元世界ではオメガに使われていたランプの誘いを受けてミキコが脱走をしようとしていた。 地上世界に戻った二人はそこで牧岡に会い,ランプは彼こそがオメガだと知るが逆に窓から落とされてしまう。 息を引き取るその瞬間にランプは署長に牧岡がオメガだったと話す。

ミキコは牧岡邸に行くがその正体を知って驚愕する。 彼は火星から来た男だった。 オメガは大地震を起こすが,地球征服は難しいことを悟って火星に帰っていく。

写真の人物でタコが出演。

<参考文献:手塚治虫アーリーワークス>

『一口メモ』
1947年発表作品ということになっていますが,実際は48年以降のようです。 これは作品中に表れる時事ネタが1947年では辻褄が合わないことから言われています。

『図版使用書籍』
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)