鉄腕アトム
第3話「気体人間」
『作品内容』
タマオがノイローゼになってしまい、お茶の水博士の元に行くケン一。
あわせてタマオの様子がおかしかったことを話す。
するとタマオから何やら煙が出てくる。
慌てて掃除機に吸い込む博士。
原因を確かめるためにその煙をアトムに取り付かせる。
するとアトムはその煙による指示であるビルの中に入っていく。
そこでは煙に支配された人々が集められていた。
煙の正体は成層圏に住む気体の生物だった。
彼らは猛毒を貯水池にまき、人間に飲ませようとしていた。
アトムは煙の指示のままに貯水池に向かうが、そこで毒の入った水を都内に流さないために自ら巨石と共に水を塞き止めるのだった。
しかし煙に支配された貯水池の担当者(豚藻負児)はアトムを何とかしようと人々をけしかけるのだった。
その頃ヒゲオヤジは気体人間の持つ毒を手に入れていた。
そしてお茶の水博士と共にアトムの正当性を訴え救出に成功する。
彼らは気体人間を凍らせてしまえばよいと考え、アトムに成層圏まで冷凍爆弾を運ぶよう要請する。
しかし、アトムは水道を塞き止めていたことを父親に問い詰められ行方不明になっていた。
アトムは高度2万附近で発見され、気体人間の冷凍化に成功するのだった。
アトムの母及び、
警察で中村課長と田鷲警部が、
気体人間に支配されてしまう人間でリイコ、
カオー・セッケン
が出演。
<参考文献:講談社豪華愛蔵版>
『映像化』
鉄腕アトム-第20話「気体人間」-
(1963年:虫プロ制作・テレビアニメ)
『図版使用書籍』
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫はどこにいる(1992年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
鉄腕アトムコンプリートブック(2003年)
図説鉄腕アトム(2003年)
描きかえられた「鉄腕アトム」(2008年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
鉄腕アトムの世界(2017年)
扉絵原画コレクション1950-1970(2017年)