鉄腕アトム
第9話「コバルト」
『作品内容』
ある国のロケット爆撃機が水爆を積んだままにほんのすぐ近海へ落ちてしまった。
アトムはそれを解体するようお茶の水博士に頼まれるがそのまま姿を消してしまう。
ヒゲオヤジ,
中村課長,
田鷲警部らは必死の捜索をしついに見付けるが,そのアトムはタマオ,ケン一,四部垣らのいるお茶の水小学校と仲のよくない平凡小学校の生徒がお面をかぶっていたのだ。
お茶の水博士はアトム2号とも言うべきコバルトを完成させたが,彼はアトムほど精巧ではなく水爆の解体には耐えられなかった。
そこでアトムとのシンクロ回路を使ってアトム捜索をさせる。
アトムは深海にいて水爆を探していたのだ。
しかし,エネルギーを使い果たしてしまいコバルトの真空管を使って水爆の爆発を未然に防ぐことに成功する。
アトムらは水爆を落としてしまった国の人間と出会う。
彼らはコバルトの真空管を換える振りをして,その構造をそっくり真似して自分達のロボットに組み込む。
日本に戻ったアトムはその国にロボット技術をすっかり盗まれたとお茶の水博士にわびる。
と,その時彼らの前には彼の国のロボットが姿をあらわす。
そっくり真似したためにアトムとシンクロしてしまい,日本に来てしまったのだ。
アトムの父親,
母親が出演。
<参考文献:講談社豪華愛蔵版>
『映像化』
鉄腕アトム-第93話「コバルト」-
(1964年:虫プロ制作・テレビアニメ)
『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫はどこにいる(1992年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
手塚治虫博物館(1998年)
鉄腕アトムコンプリートブック(2003年)
MOE 5月号(2003年)
図説鉄腕アトム(2003年)
描きかえられた「鉄腕アトム」(2008年)
フィギュア王No.129(2008年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)