鉄腕アトム
第37話「宇宙ヒョウ(原題:宇宙豹)」
『作品内容』
ふしぎな雪が降ってきた。
ロボットなど機械のエネルギーを吸い取ってしまうのだ。
おかげで車は動かなくなり,アトムの父,
母も機能を停止してしまう。
しかしアトムはその膨大なエネルギーのために普通に行動可能であった。
そのアトムの家にある男と6本足の豹が来た。
ヒョウは雪と同じ力を持っており,アトムのエネルギーを吸い取ろうとする。
アトムは彼らを撃退するが,ヒゲオヤジがさらわれてしまう。
次の日,学校にいったアトムにタマオ,
四部垣らが両親のためにエネルギー補充器を理科室から持っていこうと提案する。
しかし,その理科室にはあのヒョウが忍び込んでおりアトムとの戦いになるがヒョウはお茶の水研究所に落下してそのままパラフィンで固められる。
お茶の水博士によるとヒョウは宇宙から来た群体生物だという。
そこへあの怪人がヒゲオヤジとヒョウの交換を申し出てくる。
アトムたちは怪人もろとも捕まえようとするが失敗し,怪人は逃げてしまう。
一方ヒゲオヤジも脱走に成功し,それを怪人に追いかけられていた。
そこへヒゲオヤジも知らない巨大なロボットが現れた。
ヒョウたちが自然のエネルギーに弱い事を知り,雷に撃たせて勝利を得る。
その巨大なロボットとはアトムを筆頭に多くのロボットが組み合わさったものだった。
そうすれば多少エネルギーを吸われても平気なのだ。
中村課長,
田鷲警部が出演。
<参考文献:講談社豪華愛蔵版>
『映像化』
鉄腕アトム-第44話「宇宙ヒョウ」-
(1981年:手塚プロ制作・テレビアニメ)
『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫の奇妙な資料(2002年)
鉄腕アトムコンプリートブック(2003年)
描きかえられた「鉄腕アトム」(2008年)
東京人 2008年12月号(2008年)
「バンパイヤ」第二部完結編(2014年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
鉄腕アトムの世界(2017年)