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鉄腕アトム
第47話「宇宙の寄生虫」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1962年01月号〜04月号(本誌,付録) 少年 - 光文社 B5判 読切連載 -
1966年04月01日 カッパコミックス 鉄腕アトム27 光文社 B5判 - -
1976年03月31日 サンコミックス 鉄腕アトム17 朝日ソノラマ 新書判 - -
1980年11月20日 手塚治虫漫画全集230巻 鉄腕アトム10 講談社 B6判 -
1993年04月23日 豪華愛蔵版 鉄腕アトム7 講談社 四六判 -
1995年11月 光文社文庫 鉄腕アトム7 光文社 文庫判 -
2000年02月 サンデーコミックス 鉄腕アトム17 秋田書店 新書判 -
2002年08月 講談社漫画文庫 鉄腕アトム6 講談社 文庫判 -
2005年10月25日 - 「少年」オール復刻BOX 光文社 BOX判 -
2010年07月23日 鉄腕アトム<オリジナル版>復刻大全集 unit.4 復刊ドットコム B5判,ほか 雑誌掲載版の復刻

『作品内容』
ヒゲオヤジがクラスの生徒のお見舞いにいくと,彼は両親が別人のようだと話す。 その日泊ったヒゲオヤジは次の日に動く木を見る。 それを見た生徒の親は銃を向けてきた。 彼は急いで中村課長に電話をかけて警察の出動を要請する。 火をかけた森からヒゲオヤジ達をアトムが助け,その時円盤を見るが追跡は断念して,動く木をお茶の水博士の元へ届ける。

夜散歩をしていたタマオは巨大なネズミを見る。 警官はそのしっぽを撃ちきるがそのしっぽも動いていた。 博士等は木としっぽは同じ成分で出来ている事をつきとめ,そのそれぞれが生きていると推測した。 その夜アトムと話していた博士の部屋に怪しい男が忍び込む。 彼は自分達は別の天体から来た微少な生き物であるといい,地球の要らない生き物に寄生させて欲しいと話す。

博士は次の日の会議の結果で決めるといって男を返す。 結局宇宙人の地球への移住は拒絶する事になり,その合図をする。 それから田鷲警部等が警戒態勢を張るが,町中巨大なネズミに襲われてしまう。 しかもそのネズミは死なないのだ。 バラバラになってもそのそれぞれが生きているので始末が悪い。

円盤の観測を続けていた秋葉博士も宇宙人に寄生されていた。 しかし,アトムはその前に観測結果を見ていた。
宇宙人達は北極と南極から入ってくるという。 ヒゲオヤジは宇宙人がバン・アレン帯という放射能の帯を避けている事を突き止める。 ヒゲオヤジとアトムは彼らをバン・アレン帯に誘い込み見事全滅させるのだった。

田手上博士マグーヒョウタンツギ(p.233), アトムの母が出演。

<参考文献:講談社豪華愛蔵版>

『映像化』
鉄腕アトム-第61話「宇宙の寄生虫」-
(1964年:虫プロ制作・テレビアニメ)

『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
手塚治虫博物館:小林準治著(1998年)
鉄腕アトムコンプリートブック(2003年)
僕らの愛した手塚治虫(2006年)
描きかえられた「鉄腕アトム」(2008年)
鉄腕アトムの世界(2017年)