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ザ・クレーター
「クレーターの男」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1970年04月01日号 - 週刊少年チャンピオン 秋田書店 B5判 読切連載 -
1970年12月10日 チャンピオンコミックス ザ・クレーター2 秋田書店 新書判 -
1976年12月20日 秋田漫画文庫 ザ・クレーター2 秋田書店 文庫判 - -
1982年07月20日 手塚治虫漫画全集220巻 ザ・クレーター3 講談社 B6判 -
1990年08月25日 手塚治虫傑作選集2 ザ・クレーター2 秋田書店 四六判 - -
1997年09月01日 - ビッグ作家究極の短編集 手塚治虫 小学館 A5判 -
2003年01月 講談社漫画文庫 恐怖短編集7「千年の孤独編」 講談社 文庫判 -
2010年03月 手塚治虫文庫全集045 ザ・クレーター 講談社 文庫判 -
2021年08月30日 ザ・クレーター<オリジナル版> - 復刊ドットコム A5判 -

『作品内容』
アポロ18号の乗組員が月の探査を行っている時にロケット噴射装置が故障し、崖に宙づりの状態になってしまう。 彼は酸素ボンベの中身がなくなると同時に息を引き取る。

それからどれくらいの月日が流れたのか、彼はまた目を覚ます。 どうやら目の前に漂うガスが生命のエネルギーを呼び戻すらしい。 ガスの噴射が終ると彼はまた長い眠りにつく。

そして2回目に目覚めた時、彼は目の前に地球のロケットが止まっているのを目撃する。 ミイラのようになった姿に誤解を招くもののコンタクトに成功する。 そしてあのガスを地球に持ち帰り分析するよう話すが、実は地球は今二つに分かれて大戦争の途中であり、彼らはウランの鉱脈を探しに来たのだという。 彼らの話に絶望し、ガスが切れてきたのを感じてきた彼は急いでもとの場所に戻る。 しばらくして空を見上げると地球で数多くの光を目にした。 きっと核爆発によるものに違いない。 彼はこれからもただ独りの月世界の人間として生き延びなければならないのだ。

<参考文献:チャンピオンコミックス>

『図版使用書籍』
手塚治虫大全(1997年)