「ラインの館にて」
発行日 |
種類 |
タイトル |
発行所 |
判型 |
備考 |
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1972年05月20日号,05月27日号 |
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女性自身 |
光文社 |
変形判 |
連載 |
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1983年01月20日 |
手塚治虫漫画全集265巻 |
火の山 |
講談社 |
B6判 |
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1989年06月30日 |
スターコミックス |
カノン |
大都社 |
B6判 |
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2000年12月12日 |
講談社漫画文庫 |
恐怖短編集2「悪魔の迷宮編」 |
講談社 |
文庫判 |
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2011年09月 |
手塚治虫文庫全集151 |
MW(2) |
講談社 |
文庫判 |
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『作品内容』
夫の海外出張についてきてデュッセルドルフで生活していた妻は町で夫の浮気現場を目撃してしまう。
その事を突き詰めた翌日夫は姿を消し、妻は町をさまよううちに車にはねられてしまう。
妻に輸血用の血液を提供してくれたのは古い館に一人で住むラトウッズ夫人だった。
お礼に訪れた妻は夫人についつい引き止められて数ヶ月滞在してしまう。
そしてある日、秘密の地下室を見付けた妻はそこに自分をはねた車を見付ける。
さらに屋敷の中に夫の浮気相手が入ってくるのを目の当たりにしてしまう。
彼女は夫人の変装した姿だった。
夫人は妻にナイフを渡し、屋敷にやってくる夫を殺せとけしかける。
それを拒否し、佇む夫に駆け寄る妻。
自らも夫が別の女に心を寄せ逃げられた夫人は自分の恨みを妻に投影していたのだ。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)