「サロメの唇」
『作品内容』
クラシキは出島にいるオランダ人カルロス医師の招きで江戸から出張に出かけた。
そこで彼はオランダ人の遊女サロメを紹介される。
彼女はカルロスのお気に入りでクラシキはほかの客がつかないように依頼される。
その夜,サロメを買おうとした客を追っ払ったクラシキは下の口でしゃべるサロメに誘われる。
彼女を抱いた彼はサロメがしゃべるのは腹話術なのだと悟る。
サロメは実はカルロスの実の妻であり,漂流者を装って長崎で遊女として暮らしていたのだ。
それを知ったクラシキはその行動が理解できず,次の日カルロスに彼女を身請けすると話をする。
それから数日後,遊女を無理に引きとめようとしたオランジ人医師がその遊女と心中したのが見つかる。
<参考文献:青林傑作シリーズ「サロメの唇」>
『一口メモ』
タイトルの意味がわかったのは相当大人になってからでした…。
最初に読んだのはグリンゴの3巻なので高校一年,そりゃそうですよね。
『図版使用書籍』
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫博物館(1998年)
手塚治虫美女画集(2014年)