ブラック・ジャック
第25話「灰とダイヤモンド」
『作品内容』
松方老人(ヒゲオヤジ)に頼まれた百鬼医師(百鬼丸)は1年前に
ブラックジャックによって体中に埋め込まれた30億円相当のダイヤを確認する事になった。
しかし、すべてのダイヤはアクリル玉に変えられていた。
百鬼医師は怒りをブラックジャックにぶつけに行くが、悪びれた様子も無い。
ダイヤの置いてあるところに案内させる百鬼医師。
ブラックジャックが連れていったのは今にも壊れそうなある老人ホームだった。
30億円はこの老人ホームを建て直す費用にするつもりだったのだ。
百鬼医師はダイヤを持って帰るが、どうにもやりきれない気持ちに包まれる。
松方老人にダイヤはすべて本物だった、と話し手術は終えた。
しばらくして松方老人は倒れ、帰らぬ人となった。
ダイヤがすべて灰になったと嘆くブラックジャックに百鬼医師は言う。
「ダイヤは老人ホームへとどけたよ」と。
松方老人の家の者でオッサンが、
またヒゲオヤジの顔でヒョウタンツギが登場。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『同名映画』
1958年「灰とダイヤモンド」(監督:アンジェイ・ワイダ)
『図版使用書籍』
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)