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ブラック・ジャック
第89話「おばあちゃん」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1975年09月08日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1976年01月20日 チャンピオンコミックス ブラック・ジャック7 秋田書店 新書判 -
1982年10月20日 手塚治虫漫画全集160巻 ブラック・ジャック10 講談社 B6判 -
1987年05月25日 豪華版 ブラック・ジャック2 秋田書店 四六判 -
1990年06月30日 - 手塚ファンマガジン85 手塚治虫ファンクラブ A5判 表紙絵のみ -
1993年07月 秋田文庫 ブラック・ジャック2 秋田書店 文庫判 -
2004年08月01日 - 手塚治虫マガジン8月号 kkベストセラーズ B5判 - -
2004年12月25日 チャンピオンコミックス 新装版ブラック・ジャック6 秋田書店 新書判 -
2010年07月09日 手塚治虫文庫全集061 ブラック・ジャック(4) 講談社 文庫判 -
2013年02月25日 - ブラック・ジャック大全集(6) 復刊ドットコム B5判 -

『作品内容』
ブラックジャックはある家族連れを車に乗せて、甚大先生(フランケンシュタイン)の噂を聞く。 その家のおばあちゃんがこの世の名医は甚大先生とブラックジャックだけだと話しているという。 そのおばあちゃんはがめつく、留守番代をよこせだの小遣いをよこせだのと散々言っていた。

ブラックジャックは甚大先生の事を調べ、その夫人を訪ねる。 彼はブラックジャックと同様高い診察料をとる事で有名だった。 今から20年ほど前に亡くなったが、晩年訪ねてくるのはある一人の女性だけだったという。 その女性は息子(伊万里大作)がニーマン・ピック病で当時で1200万円請求されたのだ。 彼女は血のにじむような内職をし、今は息子夫婦からもらう小遣いはすべてもってきているという。 そんな時彼女が訪ねて来、最後の支払いを済ませた。 あのおばあちゃんだった。 彼女がそんなに多くのお金を何に使っているのか知らない息子は後を付けてきて、ブラックジャックと甚大夫人の話しを聞いていた。 真実を知った彼は母を追いかけるが、彼女は道端で倒れていた。 気が緩んだとたんに脳溢血を起こしたのだった。 ブラックジャックは治療代として3000万円要求し、彼は一生かかっても払うといいきったのだ。

ヒョウタンツギ(p.180)やブタナギ(p.196)が出演。

<参考文献:チャンピオンコミックス>

『図版使用書籍』
誕生!「手塚治虫」(1998年)
ダ・ヴィンチ2月号(2003年)
手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから(2013年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
手塚治虫ぴあ(2016年)