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ブラック・ジャック
第97話「幸運な男」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1975年11月10日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1976年03月10日 週刊少年チャンピオン増刊 ブラック・ジャック特集号 秋田書店 B5判 - -
1976年09月05日 チャンピオンコミックス ブラック・ジャック9 秋田書店 新書判 -
1977年07月15日 手塚治虫漫画全集151巻 ブラック・ジャック1 講談社 B6判 -
1989年05月19日 週刊少年チャンピオン No.22+23合併号 秋田書店 B5判 追悼読み切り -
1994年01月10日 豪華版 ブラック・ジャック13 秋田書店 四六判 -
1995年05月 秋田文庫 ブラック・ジャック13 秋田書店 文庫判 -
2005年01月20日 チャンピオンコミックス 新装版ブラック・ジャック7 秋田書店 新書判 -
2010年07月09日 手塚治虫文庫全集062 ブラック・ジャック(5) 講談社 文庫判 -
2013年02月25日 - ブラック・ジャック大全集(6) 復刊ドットコム B5判 -

『作品内容』
イランの石油基地が爆発を起こし、日本人技師である天堂はそこで亡くなる。 現地人労働者だった男は天堂のパスポートと財布を手にして消える。 彼はブラックジャックに整形手術を依頼する。 富豪の息子である天堂に成りすまして日本へわたろうというのだ。

空港では天童の母親が出迎えるがどうも様子がおかしい。 天堂家は破産し、途方に暮れていたのだった。 彼はそれでは話しが違う、と日本のブラックジャックを訪ね、再び整形を依頼する。 しかしブラックジャックは手術をしてほしければ現金を持ってこいといい、彼を追い返す。 母親はよもや息子が偽者だとは気付かずに色々と世話を焼く。 始めは冷たくしていた彼もだんだん情が移り本当の親子のようになる。 だがある時たんすの引き出しから母親の入れ歯を見つける。 きちんと歯のそろっている母親になぜ入れ歯が必要なのか?。 母親は家を走り去る。 追いかける彼。 見つかった時彼女は重傷の肺炎に罹っており、医者も匙を投げてしまった。 最後に話しがあると彼を枕元に呼び、自分は実は本当の母親ではない、という。 天堂家の夫人が亡くなった時急いでその席を奪い、成りすましていたところで倒産してしまったのだ。 実はブラックジャックに顔の整形手術をしてもらったという。 彼も話しがある、と言ったところで母親は息を引き取る。

荷物をまとめて国へ帰ろうとする彼をブラックジャックが見送りに来るのだった。

テレビのアナウンサーでヒョウタンツギ(p.202)出演。

<参考文献:チャンピオンコミックス>