ブラック・ジャック
第121話「曇りのち晴れ」
『作品内容』
丸徳銀行の頭取(力有武)がゴルフ中に雷に撃たれて内臓破裂になってしまった。
ホテルの嘱託医が治療にあたるがホテルはストとなってしまったため,途中で止めてしまう。
息子(リッキー)が泣き叫んでいると,近くの部屋で自殺をしようとした女性が気付いて出てくる。
彼女は悪い男にだまされ,3000万円もの大金を使い込んでしまったのだ。
彼女は隣の部屋にいたブラックジャックに治療を頼むが,断られてしまう。
親子を車に乗せて街まで運ぼうとするが,倒木があり先に進めない。
そこへブラックジャックが駆け付け,息子に3000万円で手術をするという。
周りに雷が落ちている中でブラックジャックは手術を行う。
無事手術は終わり,その頃は天気もよくなっていた。
実はブラックジャックの持っていたメスなどは硬質ガラスでできており電気を通さないようになっていたのだ。
ブラックジャックは女性に部屋にあった薬は自分が買おう,といって息子と交わした3000万円の誓約書を渡すのだった。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)