ブラック・ジャック
第139話「魔女裁判」
『作品内容』
ブラックジャックは脳腫瘍の患者(テツノのオッサン)の手術のためにある国に出掛けていったが,無免許だということが知れ断られてしまう。
代わりに治療にあたったのはハンス・エンゲル医師であった。
彼は帰りの車にブラックジャックを誘う。
道が二つに分かれているところでブラックジャックは右の道を主張するがハンスはどうしても左へ行くといって聞かない。
右の道を行くと悪魔が住んでいるというのだ。
ブラックジャックは車を降りて右の道を歩き出す。
ある修道院につくとそこには目が一つ,指が三本しかない子どもと病身の母親がいた。
彼
らはゾロアスター教徒であり,カトリックを信仰するこの土地では異教徒であり,迫害されていた。
彼女はある化学会社に勤めていたがそこの公害によって奇形児を産んでしまい,ここに隠れ住んでいたのだった。
ブラックジャックは子どもを手術して見た目だけでも普通の子どものようにすると話す。
そして手術を始めると,ハンスを先頭として土地の住民達が武器を持って押し寄せてくる。
ブラックジャックが説得する中でハンスが住民を押しとどめた。
<参考文献:チャンピオンコミックス>