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ブッキラによろしく!
第11話「呪いの100円玉」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1985年07月12日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1990年05月05日 チャンピオンコミックス ブッキラによろしく!2 秋田書店 新書判 -
1993年08月17日 手塚治虫漫画全集308巻 ブッキラによろしく!2 講談社 B6判 -
1996年07月 秋田文庫 ブッキラによろしく! 秋田書店 文庫判 -
2011年12月 手塚治虫文庫全集176 ブッキラによろしく! 講談社 文庫判 -

『作品内容』
雨の中駅へ急ぐ少年。 途中で転んでしまい,側溝に電車代の100円を落としてしまう。 雨に濡れながらなんとかその100円を取ろうとするがかなわずカゼをひき,肺炎を患って死んでしまう。

仕事がなくヒマをしているトロ子がコンビニで買い物をした際におつりでひどくさび付いた100円をもらう。 マンションの部屋でお金が欲しいとつぶやくとさび付いた100円が落ちてくる。 何回かそれが続いたあと,部屋に金の精と名のる妖怪が現われる。 金はいくらでもやるが自分を頭の上に載せて歩くように言われ,トロ子はその通りにする。

買い物をしても,パーマをかけてもその代金はさび付いた100円玉で天から降ってくるようになる。 そして次第に頭の上の妖怪が重くなっていく。 たまらなくなったトロ子は川に飛び込み,そのままそこでブッキラに助けられる。 ブッキラは持っているお金をだれかにあげてしまえば解決すると言うが,トロ子は納得せずにマンホールから地上に出ると妖怪が頭の上に現われてしまう。 とうとう募金の人に「一千億円あげる」と話すと人のためにお金を使うことにたえられない妖怪は爆発して消滅する。 お金はなくなったが,すっきりするトロ子。

<参考文献:チャンピオンコミックス>

『一口メモ』

『図版使用書籍』