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ミッドナイト
第18話「ACT.18」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1986年08月29日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1987年02月05日 チャンピオンコミックス ミッドナイト3 秋田書店 新書判 ACT.1として収録
1995年05月17日 手塚治虫漫画全集356巻 ミッドナイト3 講談社 B6判 ACT.1として収録

『作品内容』
花火大会の日,年老いた花火職人を乗せたミッドナイト。 奥沢君平という男は盲目だったが,大きい荷物を持って河原へ行く。 そこに似た年の三田村剛造という男が若者を連れて現われる。 ふたりは若いころ同じ師匠について花火職人の腕を磨いていた。 奥沢の方が腕は上で,師匠の娘との縁談も進んでいたがあるとき事故で失明してしまい姿を消した。 剛造は代わりに師匠の向上を継ぎ,大きな花火会社となっていた。 そんなふたりが腕を競うためここに集った。 ミッドナイトは花火の審査を頼まれる。 まずは剛造の花火がみごとに咲き乱れた。 次に奥沢が火をつけるそのとき,彼は剛造に過去の事故は仕組まれた物だろうと話す。 剛造は正直にわびを入れ,奥沢も気を済ませて花火を上げる。 それは素晴らしくみごとな物だったが,ミッドナイトは軍配を剛造に挙げる。 再び花火を作り上げると行って去っていく奥沢。 理由を剛造に聞かれたミッドナイトは彼は勝ったら自殺するつもりだったろう,と話すのだった。

<参考文献:週刊少年チャンピオン>

『一口メモ』

『図版使用書籍』