ミッドナイト
第23話「ACT.23」
『作品内容』
都会のどまん中でゴミをあさるタヌキの母親と二匹の子狸をみるミッドナイト。
その直後にタクシーに乗ってきたタヌキのようなおばさん。
それから一か月後にマサそのおばさんに出会う,名前は田月という。
彼女は清掃員だったが食べものをあさるタヌキにこっそり餌をあげていた。
タヌキたちはボロビルを住処にしていた。
次に出会ったとき,タヌキの親子はすっかりおばさんになついていた。
あるときミッドナイトは仲間からタヌキが住処にしているビルがいつくずれるかしれないと聞かされる。
それを教えようと走っていたそのとき,ビルの中にいたおばさんを必死に外に出そうとしていたタヌキの母親。
最後の手段としてわざとミッドナイトのタクシーの前にとび出して,おばさんを外に連れ出す。
とその瞬間にビルは崩れ落ち,ミッドナイトにひかれたタヌキは命を落とす。
それから一か月,ミッドナイトは二人の娘をタクシーに乗せる。
二人は母親の遺骨をもって秩父山まで行きたいと言い,名前を「タヌキ」と語った。
<参考文献:週刊少年チャンピオン>
『一口メモ』
『図版使用書籍』