ミッドナイト
第24話「ACT.24」
『作品内容』
ミッドナイトのタクシーに乗ってきた少女。
口調は大人っぽい。
空き家になっている邸の前で降り,待っていてほしいという。
不審に思ったミッドナイトがついていくと,かざってある昭和14年に描かれたという女学生をみて自分の婚約者だと話す。
そこへ少女をいらかと呼ぶ両親(父親は下田警部)と心霊学者の仙茶博士(お茶の水博士)が入ってくる。
いらかには白根大尉が憑依していて,令嬢の小百合を追ってきているという。
それが前世記憶なのか,クリプトムネジアなのか小百合の霊をよび出して確かめる実験を行うといい,ミッドナイトもそれに加わる。
降霊現象が起こりかけたとき,それに驚いたミッドナイトがひっくり返って実験は失敗に終わる。
そこを引き揚げるといったミッドナイトはいらかにタクシー代として1500円払えと言い寄る。
財布から1500円を出したいらかをみて,ミッドナイトは前世記憶だったら戦前の人間が1500円のような大金を払うわけがないと言って,クリプトムネジアと断定する。
<参考文献:週刊少年チャンピオン>
『一口メモ』
『図版使用書籍』