「恐怖菌」
発行日 |
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タイトル |
発行所 |
判型 |
備考 |
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1945年11月03日(完成) |
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習作 |
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2010年12月29日 |
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手塚治虫 創作ノートと初期作品集 |
小学館 |
B5判 |
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『作品内容』
底抜大学医学部に運ばれてきた奇妙な病気の男。
柿久利兵衛氏は体の一部が肥大し,逆に別の箇所は縮んでしまう病気に犯されていた。
駆けつけた娘の慶子さんの願いもむなしく彼はこの病気の正体を突き止めるように教授に願いをして最後は頭が縮んで亡くなってしまう。
<参考文献:手塚治虫 創作ノートと初期作品集>
『一口メモ』
確か手塚先生が亡くなったときの何かの追悼番組でこの作品の一部が紹介されていました。
そのときに作品のモチーフの体の一部が肥大・縮小するということにとても興味を持っていつか読めるときが来るのを心待ちにしていました。
2010年になってやっと公式に発行されましたが読んでみると本当にプロローグのさわりだけしかなかったのが残念でした。
病気自体もどんな正体にしようとしていたのか,ミュージカルさながらに歌う三人組も楽しくなりそうだし,なぞの女性もいたりして…,続きは夢の中で見ます。
『図版使用書籍』
コミックトム4月号(1989年)
手塚治虫 漫画の奥義(1992年)
講談社全集「漫画の奥義」(1997年)
手塚治虫は「ジャングル大帝」にどんな思いを込めたのか(2021年)
手塚治虫語辞典(2023年)