「第三帝国の崩壊」
『作品内容』
第三帝国は人間をロボットが監視して、能率の落ちた男は死へ、女は独裁者ヘットラーのハレムへと送られていた。
ジャックの恋人マリイもハレムへ送られてしまった。
完全安定を誇っていたヘットラーだったが、人口爆発に悩まされていた。
彼は政府御用達の反乱部隊を作って国の中に内乱を起こさせてしまう。
しかし、その反乱は本物になってしまう。
ヘットラー自らは冷凍睡眠に入る。
ジャックとマリイは再会を果たすが、水爆によって国は跡形もなくなってしまう。
それから何百年も経ってヘットラーが目覚めると世界はロボットが支配していた。
マリイのいるであろう天国を目指して命を絶つが、そこにはロボットの天使達がいるのだった。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
僕らの愛した手塚治虫2(2008年)