鉄腕アトム
第21話「ロボット爆弾(原題:□□□□からきた男)」
『作品内容』
突如学校に怪しげなロボットが現われ,アトムもやられてしまう。
酸化バクテリアをかけられたために体が腐食してしまうのだ。
途方に暮れているヒゲオヤジにある人物が酸化バクテリアを殺す薬を手渡す。
その人こそ天馬博士だったが,見失ってしまう。
アトムの体は治り,それから2,3日経った夜ケン一とタマオがあのロボットに襲われる。
電磁網を使って捕獲に成功し,お茶の水博士らはロボットがもう10年も前に製造禁止になった「ロボット爆弾」だと断定する。
仲間が忍び込み,ロボットはタマオとアトムをさらって海の底に潜っていく。
彼らはロボット爆弾製造装置が海の底に捨てられてから自ら生産していた。
自分達が人間に作られたとは信じず,ロボットと人間は全く別だと考えていたのだ。
アトムが爆弾の話をすると,王は笑って自ら安全弁を抜き取る。
自爆してしまった王を見て彼らは地上に上がり人間に従うと話す。
しかし彼らが最初に出会った人間は海賊メイスンであった。
アトムはエネルギーを使い果たしても船の方向を変えようとするが,力尽きてしまう。
そのアトムを助けたのがかつてメイスンと仲間だった丸首ブーンである。
彼はアトムに手を貸し,メイスン一味をやっつける事に成功する。
ロボット爆弾達は海底に帰り,もっと人間が立派になる時代を待つという。
メイスンの手下でタコ,
オッサンが,
その他四部垣,
中村課長が出演。
<参考文献:講談社豪華愛蔵版>
『映像化』
鉄腕アトム-第152話「ロボット爆弾」-
(1966年:虫プロ制作・テレビアニメ)
『図版使用書籍』
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫 漫画の奥義(1992年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
講談社全集「漫画の奥義」(1997年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
手塚治虫の奇妙な資料(2002年)
鉄腕アトムコンプリートブック(2003年)
MOE 5月号(2003年)
図説鉄腕アトム(2003年)
横山隆一・手塚治虫二人展図録(2007年)
描きかえられた「鉄腕アトム」(2008年)
手塚治虫展図録(2009年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)