「ジェット基地の幽霊」
『作品内容』
ある基地で幽霊が出るという噂があり、間探偵が調査に出掛けた。
だが皆幽霊の話になると無口になってしまう。
そんな中ある隊員がこっそり教えてくれるという。
しかし約束の時間になっても現れず、やっと来た彼は体中傷だらけになっていた。
隊長(丸首ブーン)が怪しいと踏んだ間は隊長が部屋である書類を焼こうとしているのを目撃する。
寸前に書類を奪って逃げる。
その中には隊長の間違いで味方機を撃墜してしまった記録があった。
霧深いところで間は幽霊に出会うが、敵機の襲来とも鉢合わせとなる。
彼も出撃するが戦闘機の後ろには隊長が乗ってくる。
書類を奪ったのが間だと気付きその命を狙う。
その時飛行機の幽霊が現れ、それに惑わされた隊長は空に自らの身を投げる。
そして幽霊の正体は「ブロッケンのおばけ」と呼ばれる自然現象だった。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
サンエイムック「どろろ」「三つ目がとおる」大解剖(2019年)