鉄腕アトム
第62話「顔のないロボット」
『作品内容』
ダムダムは事故の時に首をなくしてしまった。
マクスン博士はダムダムに首は壊れて使い物にならない,と話す
が彼は首は誰かに盗まれたに違いない,と信じていた。
そして多くのロボットの首を取って自分につけてみるということを繰り返すようになった。
彼が日本にやってくると厳戒体制が敷かれ,アトムはダムダムを探すようにお茶の水博士に言われる。
その首はあるルートからスカンクが手に入れ,別のロボットにつけていた。
アトムはダムダムに会い,さらに彼の首をつ
けたロボットG・12号と遭遇する。
そしてダムダムに首はきっと持ってくるから絶対に暴れないように,と約束を取りつける。
アトムはG・12号を作った人(カルピス)を見付け,家政婦ロボットに化けてG・12号の首を取れるようにしてしまう。
スカンクの邪魔が入るがG・12号は首はダムダムに返してくれ,といって自らは倒れるのだった。
しかし,アトムはマクスン博士からその首をつけたら大変危険なのだ,という話を聞いてダムダムを説得する決意をする。
結局ダムダムは自分の首の原子分解銃でバラバラになってしまう。
嘆き哀しむアトム。
<参考文献:講談社豪華愛蔵版>
『映像化』
鉄腕アトム-第12話「ダムダムの首」-
(1980年:手塚プロ制作・テレビアニメ)
『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
鉄腕アトムの軌跡展図録(2002年)
鉄腕アトムコンプリートブック(2003年)
図説鉄腕アトム(2003年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
手塚治虫の世界(2017年)
鉄腕アトムの世界(2017年)