「大松右京のラプソディ」
『作品内容』
非常に込み合うホテルにやってきたフースケ。
海沿いにある祠の中で横になった彼の枕元にイザナミノミコトが現れる。
事を成す二人だが長い間欲求不満だったいざ波に反してフースケは特に満足しない。
一夜の例に願いをひとつかなえるというイザナミに対してフースケは土地がほしいという。
すると日本の周りがどんどん隆起していき,東京は海抜1,000メートルにまで上がっていく。
しかしそれらはどんどん不動産会社や商事会社が手に入れていきフースケの手にはまったく入っていかない。
地質学会は1ヶ月膨れ続けた挙句にしぼむという結論を出す。
一人寝をするフースケの枕元には彼の子を宿したイザナミが現れる。
一方日本の膨張は止まらずついにパンクして子供たる日本列島が生まれるのだった。
<参考文献:ばるぼら<オリジナル版>>
『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)