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ブラック・ジャック
第12話「奇形嚢腫」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1974年02月18日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1974年05月06日 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 (再録) -
1974年08月20日 チャンピオンコミックス ブラック・ジャック2 秋田書店 新書判 -
1983年02月20日 手塚治虫漫画全集164巻 ブラック・ジャック14 講談社 B6判 -
1987年04月05日 豪華版 ブラック・ジャック1 秋田書店 四六判 -
1993年07月 秋田文庫 ブラック・ジャック1 秋田書店 文庫判 -
2003年06月01日 - 手塚治虫マガジン6月号 KKベストセラーズ B5判 -
2004年11月10日 チャンピオンコミックス 新装版ブラック・ジャック1 秋田書店 新書判 -


『作品内容』
ある真夜中、ブラックジャックの元に1本の電話がかかってきた。 ギリギリの危険度という事で運び込まれてきたその患者の顔にはお面がかぶさっていた。 患者の主治医は可仁博士といい、患者の病名は畸形嚢腫であった。
この嚢腫には人間の体がほとんど一そろいそろっており、 取り除こうとするとなぜか手術に邪魔が入り、いつも失敗するという。 そんな呪いは信じないブラックジャックであったが、いざ手術を始めようとすると、 激しい頭痛と共にテレパシーが聞こえてくるのだった。 ブラックジャックは腫瘍は倍溶液に浸し、とりあえず組織が死なないようにする事を 約束する。
手術は成功し、患者も後1週間ほどで退院できる頃になって、 ブラックジャックは腫瘍を合成繊維でできた人間の体の中に組み込むのだった。
1年経って患者が最後の診察に来た時、ブラックジャックはある少女を患者の前に連れ出した。 彼女こそは畸形嚢腫として患者と共に20年間生きてきたいわば妹であったのだ。 患者を愚弄する少女を前にして、患者と加仁博士らは早々に立ち去っていった。

ブラックジャックの顔がヒョウタンツギになる(p.48)。

<参考文献:チャンピオンコミックス>

『図版使用書籍』
手塚治虫論(1992年)
過去と未来のイメージ展図録(1995年)
誕生!「手塚治虫」(1998年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
ダ・ヴィンチ2月号(2003年)
フィギュア王No.129(2008年)
東京人 2008年12月号(2008年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
ブラック・ジャック展アートブック(2023年)
手塚治虫語辞典(2023年)