ブラック・ジャック
第8話「とざされた記憶」
『一口メモ』
トキワ荘の大家をしているヒゲオヤジは戦争中に受けた頭の傷のために記憶を失っていた。
ただ一つ覚えているのは「ロウソク」だったがそれが何を意味しているのかヒゲオヤジには分からない。
そんなある日、ランプ、ヘックベンらが訪ねてきて、30万ガロンのガソリンのありかをいうように迫る。
しかし、ヒゲオヤジは記憶を失っているためどうして
も思い出せない。
ランプ達はそんなヒゲオヤジをブラックジャックのもとへ連れて行く。
ロボトミー手術をし、ヒゲオヤジは記憶を取り戻す。
一行は御蔵島へ行く。
そこには30万ガロンのガソリンが眠っていた。
すっかり記憶を取り戻したヒゲオヤジは当時、日本を戦場にしないためにこれらのガソリンをすべて燃やそうと考えていたのだった。
そう、「ロウソク」を使って。
しかしそれを知った参謀によって頭を殴られ記憶を失っていたのだった。
そして、今ヒゲオヤジは数十年前やらなければいけなかった事を実行したのだった。
トキワ荘の住人として藤本弘、
石森章太郎登場。
そのほか霊媒の先生,
ヒョウタンツギ登場。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
ブラック・ジャック展アートブック(2023年)