ブラック・ジャック
第142話「盗難」
『作品内容』
ギッデオン伯爵(ムッシュー・アンペア)夫妻は日本へハネムーンに来ていた時事故に遭い、妻は両手両足を失ってしまった。
治療にあたったブラックジャックはその美しい手足をもったいなく思い、石膏に型を取り自ら義手と義足を作って彼女に贈った。
しかし、そのリハビリの中で夫人はブラックジャックに恋心を抱いてしまう。
その事に薄々気付いた伯爵は半ば強引に母国へ彼女と共に帰ってしまった。
それから2年、伯爵と再会したブラックジャックは彼からあれと同じ義手、義足をもう一そろい作ってほしいという依頼を受ける。
ケースごと盗まれたのだという。
ブラックジャックは断るが、ドロボウ市で中身の無いケースだけを見つける。
それを持ち伯爵邸を訪ねる。
ブラックジャックは白目のピート(ハム・エッグ)に近づきケースの中身を取り戻す。
しかし、そこには手足と共にブラックジャック当てのラブレターや写真があったのだ。
ブラックジャックは手足のみを夫人に届けて去る。
ドロボウ市でブタナギ、
ママー、
ヒゲオヤジが、
伯爵の秘書(?)でオッサンが、
その他ヒョウタンツギ(p.51)が出演。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)