ブラック・ジャック
第175話「闇時計」
『作品内容』
ブラックジャックは南アフリカ共和国のルーツという黒人少年の母親の手術を行った。
彼は手術代として山の方で拾ったという大きなダイヤを渡す。
ブラックジャックが街でそれを宝石屋に見せると30カラットはあるという。
それを聞いていた白人はブラックジャックを脅迫し、村へ連れて行く。
彼はルーツの腕を撃ち、強引に拾ったという山へ連れて行く。
しかし、彼らはそこで落盤にあい生き埋めになってしまう。
中は暗闇で時計も見られない。
ルーツによれば朝7時に猟師が近くを通るという。
ブラックジャックは自分の脈を図り、時計の代わりにしようとする。
そんな中ルーツは腕の痛みを訴え出し、ブラックジャックはその治療をする中で脈を測ることができなくなる。
白人は水の音のする方へいき、足を滑らし命を絶つ。
二人は眠る。
そしてブラックジャックは朝7時きっかりに目を覚ます。
生物時計によって二人は助かったのだ。
白人の顔(p.172)他でヒョウタンツギが出演。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
手塚治虫博物館(1998年)
上を下へのジレッタ<完全版>(2008年)