七色いんこ
第11話「ピーターパン」(原典:ジェームズ・M・バリ)
『作品内容』
遊園地で麻薬取引があることを知った下田警部は千里刑事に野外劇場に張り込むように指示する。
しかも彼女にはピーターパンを演じるように言う。
いんこに演技についての手助けを頼むが,つれない返事。
そして当日,密輸団は刑事達の隙を突いて子供たちを人質に取る。
機転を利かせた海賊の大将役の演出家渋神苦社櫛也によって密輸団は刑事達の手に落ちる。
この演出家こそ実はいんこの変装だったのだ。
千里刑事の着ているシャツのユニコの刺繍が入っている。
刑事仲間として力有武,
ボアール
が出演。麻薬密輸団としてタコ,
石森章太郎,
十銭ハゲ,
ヘックベン,
スカンク草井,
ムッシュー・アンペアが登場。
アトム,ドラえもんの出演もあり。
『映画作品』
1953年「ピーターパン」
(監督:ハミルトン・ラスク,クライド・ジェロニモ,ウィルフレッド・ジャクソン)
1991年「フック」
(監督:スティーブン・スピルバーグ/主演:ダスティン・ホフマン,ロビン・ウィリアムズ)
2004年「ピーターパン」
(監督:P・J・ホーガン/主演:ジェレミー・サンプター,レイチェル・ハード=ウッド)
『原作を読みたい方は』
ピーターパン(角川文庫)
ピーターパン(岩波少年文庫)
『図版使用書籍』
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)