「大空魔王」
『作品内容』
花丸博士とリューちゃん(ケン一)は大空魔王の部下のランプとハム・エッグに連れられてピラミッドの中へ入っていく。
そこには巨大な工場があり、彼らは引力を自在に操ることが出来た。
魔王はこの機械を使って地球の地軸を変化させ、南極を今の日本の位置に持ってこようとしていた。
その陰謀への荷担を要請された博士は当然拒否し、ロボット犬・ポピイのしっぽを使って警察署長の豚藻負児、オッサン等に連絡を取る。
しかし、彼らが来たときにはピラミッドの中にあるロケットに乗って空へ飛び出していた。
博士は何とロボットだったリューと一緒に脱出に成功する。
その落下の途中でリューは海へ落ち、沈んでしまう。
博士はポピイと供に日本へ流れ着く。
彼は火毛博士(ヒゲオヤジ)とリューのモデルにした火毛の息子のケン一と出会う。
あの引力機械に対抗するにはネオゲンシニウムという鉱物が必要だった。
一方大空魔王は博士の研究所へ乗り込むが、逆に掴まってしまう。
ハム達は海をさまよった後に調子の狂ったリューを手に入れ改造した後に研究所へ向かわせる。
リューは魔王らを解放し、ポピイと戦うことになってしまう。
ロケットを発射<させる魔王。
たちまち日本は氷河期のように様変わりする。
花丸博士等はバラバラになったリューの体からネオゲンシニウムを見付け、魔王のロケットをはるか彼方の宇宙へ飛び出させてしまう。
ウエイターでラムネ,カルピス、
船掃除のボロゾーキンでボローキン、
コックでタコ、
レストランの客でオッサンが出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の世界(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫博物館:小林準治著(1998年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
図説鉄腕アトム(2003年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)