「吸血魔団」
『関連映画』
1966年「FANTASTIC VOYAGE(邦題:ミクロの決死圏)」【米】
(監督:リチャード・フライシャー,主演:スティーブン・ボイド)
[アカデミー美術賞受賞]
訴訟社会のアメリカでは後年ライオンキングの際も認めなかったが、
この吸血魔団を基にして作られた「鉄腕アトム」のアニメ版が本映画の
アイデアの元になっているといわれている。
『リメイク』
38度線上の怪物
(1953年:少年画報)
『作品内容』
ケン一の叔父さんの博士(ヒゲオヤジ)はZ・X【ツエレンエキス】という薬を発明した。
さっそくそれを飲むとなんと体がだんだん小さくなっていった。
二人は小さくなった体を利用してある人間の体内に侵入する。
博士は人間の体の中の研究がしたくてこの薬を開発したのだった。
最近ほどの大きさになった彼らはそこで結核菌と出会う。
モオドという少女はケン一の話を理解し,自分たち結核菌のしていることの間違いを悟る。
しかし,そのなかケン一と博士は体の大きさが戻り始めてしまう。
さらにその人間が吐き出すタンと共に体外に排出される。
そのタンの中にはモオドたちもいるはずだったが,ケン一は博士の言う通りそのタンに火をかけて燃やしてしまう。
<参考文献:虫の標本箱>
『図版使用書籍』
手塚治虫マンガ漫画館(1977年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
付録漫画傑作選(1985年)
毎日グラフ3月5日号(1989年)
わたしの手塚治虫体験(一)(1990年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫と路地裏のマンガたち(1993年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
私のこだわり人物伝(2005年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)