「化石人間」
『作品内容』
氷付けのマンモスを見つけた花丸博士は自分の発明を使って目覚めさせる。
その近くに居た化石人間も一緒に目覚め,トーキョーへ連れて帰る。
マンモスに乗って出歩く化石人間はケン一の家に上がりこみ,リイコをさらって花丸博士の家へ戻る。
今の時代に暮らすことはできないだろうと考えた博士は時間機を使って彼を古代へ帰してしまう。
一緒に家に上がりこんでいたスチャラカ党のハムエッグは時間機を使って暴君ネロ王(ヒゲオヤジ)を呼び出すように銃を出して博士たちを脅す。
博士は時間機を使ってガンマンのジェン・ジェームズを呼び出してハムを追い返す。
博士はケン一を伴って千年前の世界のネロ王に会いに行く。
王の使う魔法使いによって命を狙われた二人は時間機を使って逃げるが,故障してしまい地下に閉じ込められてしまう。
魔法使いを捕まえて逃げ出した二人。
その頃現代では時間機を預かるリイコの元にハム率いるスチャラカ党の党員(ランプ,タコ,ラムネ/カルピス)がやってきて恐竜を呼び出してしまう。
ネロ王を伴って現代に帰ってきた博士とケン一はいそいで町に行く。
するとそこでは化石人間がマンモスを使って恐竜たちを押さえつける。
リイコが彼に助けてもらおうとして呼んでいたのだった。
ネロ王に首領になるよう頼むハムだったが,王はすでに改心していた。
そして博士は化石人間が現代に居ることを許可する。
<参考文献:冒険王別冊付録幻の6作品完全復刻限定版BOX>
『一口メモ』
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
コミックボックス5月号(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)