ライオンブックスシリーズ
「狂った国境」
『作品内容』
少年科学者のオーガキはレッドベア国とブルジョイ国の国境付近で国境守備隊長ロゴスと出会う。
さらに彼は国境を越えようとしてペンギンの着ぐるみを来て、守備隊に襲撃される人達を目撃する。
その中の一人(力有武)が落とした手榴弾をオーガキは拾って守備隊の戦車に投げつける。
幸い戦車は無人だったので彼は罪には問われなかった。
彼は地震についての調査に来ていたが、あるクラブでフジ子(リイコ)という少女に出会う。
そして彼女の兄の山本は越境の世話をしていた。
ある時彼は越境の手伝いをしていて捕らえられてしまう。
オーガキは調査をしていて、この国境の町が氷でできた浮島であることを突き止める。
その上「クジラの目ざまし」と呼ばれる氷山が割れる音を聞く。
オーガキはロゴスに人々を避難させることを進言するが、彼は聞かず、もし越境するなら全員を殺すという。
オーガキは山本を助け出し、人々と共に越境を強行する。
それをロゴスは撃つことができず、結局国境の柵を壊すように命じる。
その後彼は自らの命を絶つ。
クラブの客でヒョウタンツギとヒゲオヤジが出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
コミックボックス5月号(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
私たちの手塚治虫と会津(2000年)
手塚治虫の奇妙な資料(2002年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)