「白くじゃくの歌」
『作品内容』
小川大尉は白くじゃくを飼っていたが戦死してしまった。
孔雀は遺族に送られて大尉の娘のユリはピコと名づけて仲良く暮らしていた。
しかし生活は厳しく母親はピコを売る決意をする。
ユリはピコを手放すことが出来ず、芸能事務所を開いている増込(ハム・エッグ)の元に行き孔雀と少女として売り出すことに決める。
ユリはピアノの腕が一流でありたちまち人気を博すが、次第に孔雀の出番は無くなっていく。
ピコは動物園に預けられ、そのうちにユリの人気も下降線を辿る。
そんな時増込の前に小川大尉の戦友が現れ、孔雀が宝石の在処を知っていると話す。
孔雀の腹に宝石があると勘違いした増込は入院しているユリを励ましに動物園を抜け出したピコを銃で撃ってしまう。
ユリは男の世話で音楽学校へ入学し、やがて「白くじゃくの歌」という曲を作ったのだった。
獣医でオッサンが出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫博物館(1998年)
私たちの手塚治虫と会津(2000年)
クラシック音楽館(2008年)
手塚治虫美女画集(2014年)
MOE 3月号(2016年)
扉絵原画コレクション1950-1970(2017年)
手塚治虫の美男美女画集(2017年)