Google
WWW を検索 手塚治虫のすべてを検索



[鉄腕アトムリストへ] [1963年作品リストへ]

鉄腕アトム
第53話「悪魔の風船」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1963年12月号〜1964年02月号(付録) 少年 - 光文社 B6判 読切連載 -
1966年07月01日 カッパコミックス 鉄腕アトム30 光文社 B5判 - -
1976年03月05日 サンコミックス 鉄腕アトム16 朝日ソノラマ 新書判 - -
1981年01月20日 手塚治虫漫画全集232巻 鉄腕アトム12 講談社 B6判 -
1993年05月22日 豪華愛蔵版 鉄腕アトム8 講談社 四六判 -
1995年11月 光文社文庫 鉄腕アトム8 光文社 文庫判 -
2000年02月 サンデーコミックス 鉄腕アトム16 秋田書店 新書判 -
2002年09月 講談社漫画文庫 鉄腕アトム7 講談社 文庫判 -
2010年07月23日 鉄腕アトム<オリジナル版>復刻大全集 unit.4 復刊ドットコム B5判,ほか 雑誌掲載版の復刻

『作品内容』
町にアトムの形をした風船が現われ,子供たちはそれに近づいていったが風船は突然爆発した。 被害者が増えるに連れて本物のアトムさえもが人々に嫌われていった。 風船と間違えられて攻撃を受けたアトムはある建物の中に入る。 そこでは次期知事候補の大福安古のパーティーが行われていて,彼は若い頃仕事を奪われて以来ロボットが大嫌いだったが,田鷲警部等がアトム風船を引き渡すように言うとアトムは本物だといいその胸の中を銃で撃つのだった。

怒りに震えるヒゲオヤジ, 悲しみに暮れるアトムの父だったがお茶の水博士は直すには1年はかかるという。
途方に暮れる博士の前にウランコバルトが現れ,自分達の部品を使ってアトムを直すように頼む。 すっかり直ったアトムは風船を作っていたのがスカンクだった事を突き止めるが,溶けたゴムの中に入れられ身動きが取れなくなってしまう。 知事に当選した大福の元にお茶の水博士が訪ねてくる。 大福は東京中からロボットをなくす事を公約にしていたのだ。 そんな大福のところにスカンクから電話が入る。 二人は裏で手を握っていたのだ。

アトムと通信が取れた博士はウラン達の部品を使って直した事を打ち明け,アトムを元気付ける。 アトムはゴムを跳ね除け,銀行を襲おうとしていたスカンク等を捕まえる。 その頃中村課長ら警察は大福を強盗幇助罪で逮捕していた。 お茶の水博士は残った風船の爆弾を抜いて,その代わりにお菓子を積んで空に飛ばすのだった。

ヒョウタンツギ(p.5,22), レッド公(p.18)が出演。

<参考文献:講談社豪華愛蔵版>

『映像化』
鉄腕アトム-第104話「悪魔の風船」-
(1965年:虫プロ制作・テレビアニメ)

鉄腕アトム-第19話「悪魔の風船」-
(1981年:手塚プロ制作・テレビアニメ)

『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫全史(1998年)
鉄腕アトムコンプリートブック(2003年)
描きかえられた「鉄腕アトム」(2008年)