「カノン」

『作品内容』
加納、通称カノンは30年ぶりの小学校の同窓会の通知を受け取った。場所は西ノ沢小学校、もう廃校になっている。今ではバスも止まらない。

そこに行くと校長先生が出迎えてくれた。そして来るはずのない同級生達、そして憧れの西田先生も。カノン以外の皆は戦争の空襲で死んでいたのだ。この小学校校舎も明日で取り壊すことが決まっていた。校長先生は自らで火を付け、カノンに逃げろという。気がついた時カノンの前には警官達がいた。そしてポケットの中には西田先生にもらった躑躅の花が入っていた。

＜参考文献：講談社全集＞

『図版使用書籍』
手塚治虫マンガ漫画館（1977年）
現代まんがシアター1　手塚治虫（1979年）
手塚治虫まんが大研究（1982年）
コミックボックス5月号（1989年）
手塚治虫展図録（1990年）
手塚治虫の軌跡（1992年）
手塚治虫マンガ大全（1997年）
手塚治虫博物館（1998年）
手塚治虫全史（1998年）
手塚治虫マガジン'04年9月号（2004年）
手塚治虫の漫画の原点（2007年）
扉絵原画コレクション1971-1989（2018年）