ブラック・ジャック
第17話「灰色の館」
『作品内容』
元大地主の女性からある手術を頼まれたブラックジャック。
患者は体中にやけどを負い、廃人同様になった彼女の兄(フランツ)だった。
手術中にブラックジャックは患者の頭に殴られた後のあるのを発見する。
ホテルの人間(ノタアリン)にあの兄妹は仲が悪かった事を聞くブラックジャック。
手術もほとんど終った頃ブラックジャックは妹から事の顛末を聞く。
残忍な兄にカッとなった妹は兄の頭を壷で殴り、死んだと思った兄を焼却炉に入れたのだった。
しかし彼は焼却炉の中で息を吹き返し火だるまになって出てきた。
その後3年間地下室に幽閉していたのだった。
ブラックジャックは彼女に逃げるよう話す。
しかし、時は遅く手術が終ったばかりの患者がバーナーをもって立ちはだかったのだ。
屋敷ごと火に包まれる中ブラックジャックは泣き叫ぶピノコと共に脱出する。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
過去と未来のイメージ展図録(1995年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
FLASH 3月30日増刊号(2016年)
ブラック・ジャック展アートブック(2023年)