三つ目がとおる
第1話「三つ目登場」
『作品内容』
おでこにでっかいばんそうこをいつもしている写楽方介は格好のいじめられっ子だった。
観るに見かねた和登千代子は彼をかばい出す。
ある時、ばんそうこをとった写楽のおでこには第三の目が光り、まるで人が変わったようになり、屋上に奇妙な設計図を描き出す。
和登さんはそれに沿って製作される「脳みそをトコロテンにする機械」を手伝う。
写楽はそれを使って自分をいじめてきた鬼胴らの脳みそをトコロテンにしてしまう。
それからしばらく学校を休んでいた写楽は父親に付き添われて再びおでこにばんそうこを張って姿を現した。
そこにはあの奇妙な機械を作った写楽の姿はなく、元の気が弱い少年がたっていた。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
付録漫画傑作選(1985年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
過去と未来のイメージ展図録(1995年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫記念館(第5刷)(2003年)
原画の秘密(2006年)
フィギュア王No.129(2008年)
僕らの愛した手塚治虫<激動編>(2012年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)