ブラック・ジャック
第67話「ふたりのピノコ(原題:緑柱石)」
『作品内容』
ブラックジャックは見須洞市でピノコに良く似た少女に会う。
彼女は以前ある医学雑誌に載っていて、その写真を参考にブラックジャックはピノコの顔を作ったのだった。
少女はロミといい、肺疾患に冒されていた。
彼女を診察している医師にロミは公害病だ、と話すが彼はそれを受け入れようとしない。
ブラックジャックは槍津花市の誰永化学の中である病人を診察する。
彼は会社の流したベリリウムで回復不可能となっていた。
ブラックジャックは社長から口止め料を受け取り去っていく。
この会社にあの医師がやってくる。
実は社長に買収され、公害病対策の治療ができずにいたのだ。
そんな中ロミはその小さな命を散らした。
怒りに震えるブラックジャック。
医師も会社を告発する事を決心するが、命を狙われ崖から落ちてしまう。
彼はブラックジャックが治療した。
ブラックジャックはロミの墓を参り、町を去っていく。
社長秘書(?)でハム・エッグが、
その他クッターが出演している。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
ブラック・ジャック展アートブック(2023年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)