ブラック・ジャック
第95話「魔王大尉(原題:悪魔)」
『作品内容』
グチャン村の残虐行為で名高いケネス大尉(サターン)が頭に入った弾丸の摘出手術のために来日し、ブラックジャックを訪ねた。
その少し前ブラックジャックはグチャン村の生き残りの子供たち(どろろら)の訪問を受けていた。
彼らは皆父母をケネスに殺されており、ブラックジャックに手術をしないよう頼みに来たのだ。
付き添い達(東南西北等)と共にブラックジャックを訪れたケネスに手術の立会人をおきたいと話す。
快諾するケネス。
だんだん麻酔が効いてきた頃部屋に入ってきたのは村の生き残りの子供たちだった。
悪夢に取り付かれて眠りに入るケネス。
ブラックジャックは子供たちにもし殺したければメスをとるがいい、と話す。
手術は無事終わるが、ケネスは悪夢に取り付かれたようになっていた。
帰国する際、飛行機のエンジンに突っ込み彼は自殺する。
ブタナギ(p.58)出演。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
手塚治虫マガジン'04年9月号(2004年)
手塚治虫の漫画の原点(2007年)
ブラック・ジャック展アートブック(2023年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)