ブラック・ジャック
第153話「フィルムは二つあった」
(原題:ある監督の記録)
『作品内容』
世界的な映画監督・野崎舞利(ヒゲオヤジ)が新作を発表した。
しかし、彼は記者団(ラムネ,カルピス、
ノールス・ヌケトール、
六角さん)の質問に対しても内容は明らかにしなかった。
野崎はブラックジャックを訪ね、ある記録映画のために手術をしてほしいと依頼する。
患者は彼の息子であり、デルマトミオージスに冒されていた。
ブラックジャックは5000万円の手術料と助手を一人付けることを条件に出す。
野崎とスタッフら(クッター、
丸首ブーン、
ムッシュー・アンペア)は準備を進め、ブラックジャックの家で撮影が始まる。
ブラックジャックは助手として辰巳(どろんこ)に依頼する。
手術は無事終り、息子も元気になった。
しかし、医師連盟で試写を行ったところ、会長は無免許医の手術シーンのある映画は買えない、という。
落胆する野崎の前にブラックジャックが現れ、もう一つのフィルムを渡す。
そこには辰巳の場面だけが編集されており、ブラックジャックは出演していなかった。
テレビ番組の司会でノラキュラ、
医師でガロンが出演。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
ダ・ヴィンチ2月号(2003年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)