七色いんこ
第17話「シラノ・ド・ベルジュラック」(原典:Edmond Rostand)
『作品内容』
元俳優の湖月真鷲によってシラノの役をコテンパンに評論されるいんこ。
いんこは彼に千秋楽でシラノを演じるよう頼み,受け入れられる。
湖月は厳しい批評を書くことで多くの人に憎まれていた。
今ではノタアリンのやる屋台で食事をするような日々が続いていたのだ。
本番の前に彼はねらわれ車にはねられる。
大怪我を負っていたが病院から抜け出し,舞台を見事つとめ,そのまま息を引き取るのだった。
医者役で佐々木小次郎が出演。
団扇の絵柄でヒョウタンツギ(p.13)が出演。
『一口メモ』
ノタアリンとクッターの絵柄がバラバラに出てくる。それとも別のキャラクターとしているのか?。
『関連作品』
快傑シラノ(1953年:少年画報)
ブラックジャック-気が弱いシラノ(1977年:週刊少年チャンピオン)
『原作を読みたい方は』
シラノ・ド・ベルジュラック(岩波文庫)
『映画作品』
1950年「Cyrano de Bergerac(邦題:シラノ・ド・ベルジュラック)」【米】
(監督:マイケル・ゴードン,主演:ホセ・フェラー)
1987年「愛しのロクサーヌ」【米】
(監督:フレッド・スケペシ)
1990年「シラノ・ド・ベルジュラック」【仏=ハンガリー】
(監督:ジャン・ポール・ラブノー)
『図版使用書籍』
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)