「勝利の日まで」
発行日 |
種類 |
タイトル |
発行所 |
判型 |
備考 |
|
戦中(1945年春〜6月頃か?) |
- |
- |
- |
- |
習作 |
- |
|
1995年08月03日 |
- |
幽霊男/勝利の日まで |
朝日新聞社 |
新書判 |
- |
- |
2010年12月29日 |
- |
手塚治虫 創作ノートと初期作品集 |
小学館 |
B5判 |
- |
|
2012年05月 |
手塚治虫文庫全集196 |
手塚治虫漫画全集未収録作品集(3) |
講談社 |
文庫判 |
- |
|
『作品内容』
日本軍の空襲の中コミカルに逃げ惑うアメリカ人。
爆撃機のメンバーの一人はフクちゃん。
とそこで夢から覚めてしまう。
ここは日本。
ラジオの内容がよくわからないノンキメガネは隣の家に行くがそこは蛸だらけ。
ミッツンとヨッツンは握り飯を作る。
ヒゲオヤジは空襲警報を伝え走る。
警報を聞き逃げ惑う人たち。
敵機の数を数えようと防空壕から出たフクちゃんは機銃掃射に当たってしまう。
焼夷弾の落ちた民家の火を消そうとタンクタンクローたちが活躍。
アメリカ軍は毒ガスをまくが大扇風機で吹き流そうとするママー。
<参考文献:手塚治虫 創作ノートと初期作品集>
『一口メモ』
特にこれといった筋はなさそうな習作。
アメリカを空爆している夢を見るフクちゃんとか何を言っているかわからないラジオ,よくわからない三角巾の作り方など戦中の作であるがただの軍国少年ではない風刺が見られます。これは当時おおっぴらには回覧できなかったでしょうね。
『図版使用書籍』
手塚治虫 漫画の奥義(1992年)
過去と未来のイメージ展図録(1995年)
講談社全集「漫画の奥義」(1997年)
ぼくのマンガ人生(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
誕生!「手塚治虫」(1998年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
手塚治虫の漫画の原点(2007年)
手塚治虫展図録(2009年)
親友が語る手塚治虫の少年時代(2017年)
手塚治虫は「ジャングル大帝」にどんな思いを込めたのか(2021年)
ママー探偵物語(2022年)
手塚治虫語辞典(2023年)