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「有尾人」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1949年07月15日発行 - 有尾人 不二書房 B6判 描き下ろし単行本 -
1976年09月30日 虫の標本箱III 有尾人 青林堂 B6判 復刻版 -
1980年06月25日 手塚治虫初期漫画館 有尾人 名著刊行会 B6判 復刻版 -
1982年11月20日 手塚治虫漫画全集254巻 有尾人 講談社 B6判 -
1995年03月25日 角川文庫 シャリ河の秘密基地 角川書店 文庫判 -

『作品内容』
摩天楼のど真ん中で動物園を営むフランク・アラン(ヒゲオヤジ)。 彼は以前に奴隷市で買った少年ピギイ(ケン一)を息子同然に育てて動物の世話をさせていた。 ピギイに目をつけた元サーカスの団長で今は羽振りの良いマック・ネッド(ブク・ブック)はフランクに彼を譲るように言う。

当然断るフランクだったが、マックは駅の貨物主任(ハム・エッグ)と組みフランクに濡れ衣を着せる。 そしてとうとうピギイを譲るという書類にサインをさせてしまう。 ところがマックはその夜何者かに投打され、記憶を失ってしまった。 警察(豚藻負児)やランプ探偵が夕べの事を訪ねても何も覚えていないと言う。

当然自分に嫌疑がかかる事を恐れたフランクはピギイを連れてジャワに旅立つ。 そこはピギイの故郷だった。 船の中で映画(ポパイ)を観ていたピギイは突然スミス博士(フランケンシュタイン)に部屋へ連れて行かれてしまう。 彼はピギイは普通の人間とは全く違うと話し、学会で発表しようとする。 しかし、その夜大嵐が船を襲い、ピギイはランプを助けて島に辿り着く。

そこは幸運にもジャワであり、二人はピギイの売られていた小屋の主人(オッサン)を訪ねる。 先に来ていたフランクはランプの策略にはまって、殺人容疑をかけられて捕まってしまう。 ピギイはそれには気付かなかったが、ランプの悪心を感じ逃げ出してしまう。 それを追いかけていったランプ等がであったのは有尾人だった。

ピギイはそこの女王に会い、自分が彼女の息子なのだと知る。 さらにピギイには双子の兄弟がいたのだ。 将来の酋長が二人いては都合が悪いと、生まれたときにしっぽの短かったピギイを彼女は泣く泣く捨てたのだった。 ピギイのしっぽは奴隷市の主人によって切られていた。

そこへ現れたのは探検隊(ラムネ,カルピスら)を引き連れたスミス博士であった。 彼はピギイを飛行機に乗せ、ランプをジャング
ルに置き去りにする。 そしてマックに乱暴を働いたのはピギイ、君だと話し自首をするように進める。 それが唯一フランクを救う道だった。

警部でノールス・ヌケトールドジエモンが出演。

<参考文献:角川文庫>

『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)
こころにアトム(1995年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
手塚治虫WORLD 青年マンガ編(2008年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)