「新世界ルルー」
『作品内容』
漫画家のロックはプリン伯爵の髪形を見て「ルルー」というキャラクターを創造し、大ヒットとなる。
ところがしばらくするとロックの元には連載を止めるように脅迫状が届くようになる。
原稿を書くのをためらうロックに編集長のオノレ氏(ノールス・ヌケトール)は編集員のチックとタック(ラムネ,カルピス)にロックをカンヅメにするように言う。
二人が居眠りをしている間にロックは行方不明になってしまう。
ロックは自分の書いたキャラクターであるルルーにそっくりな人達にさらわれて、彼らの世界に行ったのだ。
彼はその世界では時間を自由に出来る事を知り、自分達の世界と交流を重ねればいいと考えるようになる。
ところがそれは危険な思想で、プリン伯爵もかつてコンチック・ショオ伯爵(ブク・ブック)の陰謀で地下に生埋めにされたときルルーの世界に来ていたのだが、同じ事を考えたので記憶を消されてもとの世界に返されていた。
元の世界に返されたロックだったが、時間を止める力は元どおり持っていた。
ゴンドラ卿(モンスター)はこの力を利用して世界を征服しようとする。
ドシーン博士が誘拐され、ロックは博士の助手のケン一と供に救出に向かうが、ゴンドラ卿の陰謀にはまり、卿らはルルーの世界に向かってしまう。
ロックはルルーの世界のコッポポッコ氏に言われて両世界の通り道になっている穴をふさぐ。
それによってロックもまたルルーの世界の事を忘れてしまうのだった。
ショオ伯爵の召し使い(?)でスパイダー、
ミッツン、
ヨッツン、
その他ヒョウタンツギ(p.83,85)が出演。
<参考文献:角川文庫>
『一口メモ』
本作品で使われた時間を止める、というアイデアは後にふしぎな少年でも用いられ話題となる。
『図版使用書籍』
手塚治虫マンガ漫画館(1977年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
ユリイカ 2月号(1983年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
わたしの手塚治虫体験(一)(1990年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
こころにアトム(1995年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
ダ・ヴィンチ8月号(1998年)
手塚治虫SF傑作集「時間旅行者編」(2002年)
上を下へのジレッタ<完全版>(2008年)
僕らの愛した手塚治虫2(2008年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
「バンパイヤ」第二部完結編(2014年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)