「弁慶(原題:はりきり弁慶)」
『作品内容』
ときは平安時代、平家がおごり高ぶる京都でのお話。
夜な夜な五条大橋に現われ、刀を奪いつづける武蔵坊弁慶。
ところが1000本目に現れたのが牛若丸。
とてもかなわない弁慶は家来にしてくれるように頼む。
そんな弁慶に牛若丸は自分はおまえの心になるからおまえは自分の体になってくれというのだった。
成長した牛若丸は義経と名を改め、兄の頼朝(レッド公)の挙兵に呼応して立ち上がる。
かつて平泡盛(オッサン)に辱められ命を落したルンペン武士与太郎(力有武)の息子三介の助けでひよどり越えをこなし、大活躍をした義経を頼朝は次第に疎んじ始め、ついに討伐命令を出してしまう。
船子の太夫(ヒゲオヤジ)に助けられ、頼朝の追撃をかわした義経と弁慶らであったが、山伏の格好をして超えようとした安宅の関で疑いをかけられてしまう。
弁慶はそこで涙をこらえわざと義経を撃ちのめす。
奥州の藤原氏の元に身を寄せていた一行はついに追いつめられ、弁慶は体中に矢を受けながら仁王立ちをして果てる。
手塚太郎光盛で手塚先生、
その他の源氏の侍で馬場のぼる氏と福井英一氏、
安宅の関の役人で佐佐木小二郎がそれぞれ出演。
<参考文献:角川文庫>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
コミックボックス5月号(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
こころにアトム(1995年)
手塚治虫 ロマン大宇宙(上)(1995年)
手塚治虫全史(1998年):東光堂表紙
手塚治虫全史(1998年)
蘇る! 9月号(1998年)
ある日の手塚治虫(1999年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)