「流星王子」
『作品内容』
天草鉄太郎は映画のエキストラとして「流星王子」に出演していた。
スタッフ(クッター、
ノタアリン等)と共に雪山で撮影をしていると強盗に踏み込まれてしまう。
観測所の人(力有武)は電話をかけようとして銃で撃たれてしまう。
その強盗をやっつけたのは鉄太郎だった。
彼の行動に不信を持った俳優の桂龍太郎は調査しようとするが、鉄太郎に命を救われその代わりに調べるのは止めると約束する。
鉄太郎は実は日本人ではなく、自分の国に帰ることになる。
その際に元不良で今は改心している深井の父親(ブク・ブック)や○国諜報局のドラグネット(メイスン)に狙われている田島博士と父親が行方不明になっているつや子も同行する。
鉄太郎の国は南十字星島にあり、そこの外務大臣は山本五十六、そしてつや子の父親(アルベルト)も在島していた。
さらに鉄太郎はこの島の王子だった。
島には田島博士の頭脳を狙って○国、△国が入り乱れるが、鉄太郎と龍太郎の活躍によって事無きを得るのだった。
ドラグネットの部下でハム・エッグ、
その他ヒョウタンツギ(p.86)が出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の世界(1989年)
コミックボックス5月号(1989年)
わたしの手塚治虫体験(一)(1990年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)