ライオンブックスシリーズ
「白骨船長」
『作品内容』
政府の命令で選ばれた赤ん坊は月の裏側へ捨てられることになっていた。
そしてその役目を負っている「白骨」船の船長は白骨船長と呼ばれていた。
ある日、船長の息子が捨てられることになってしまい、役人(ヘック・ベン、ロンメル)にジミーは連れて行かれてしまう。
妻のメリーは耐え切れず、せめて船に一緒に乗せてくれ、と頼み少年兵として乗り込むことになった。
月に着き、同乗した少年船員達が船長に反抗し、罰として子供たちと一緒に捨てられることになった。
しかし、彼らの着いたところでは今まで捨てられたはずの子供たちが元気に暮らしていた。
この秘密は船長と大統領しか知らないことであり、放射能に覆われた地球から子供たちを救出する措置だった。
船長がこの事を話している時、謎の宇宙人が攻撃してきた。
彼らは必死に応戦し、船長は命を落としてしまう。
妻のメリーはここにとどまる決心をし、船員は船長が死んだ報告を死にかえっていく。
積み荷人夫でオッサンが、
見物人でハム・エッグが、
副船長でデクボー(花輪重志)、
船員でドジエモンとノンキメガネ、
作者で手塚先生、
船長の顔でヒョウタンツギが出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
アサヒグラフ4月29日号(1977年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の世界(1989年)
コミックボックス5月号(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
過去と未来のイメージ展図録(1995年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
私たちの手塚治虫と会津(2000年)
手塚治虫の奇妙な資料(2002年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)
手塚治虫語辞典(2023年)