「あけぼのさん」
『作品内容』
赤い靴を履けばバレーは旨くなるが命を落す、白い靴を履けばバレーはうまくなれないが幸せをつかむという。
つぐみは赤い靴を拾って道でバレーを踊っていたが車にはねられてしまう。
その車にはギャングの親分(丸首ブーン)が乗っていて、つぐみを解放してくれる。
彼は戦争で妻子を亡くして、彼女を自分の娘のように思ったのだ。
つぐみは台風で両親を亡くして幼い弟、妹を抱えていた。
そんな彼女が南先生のバレー団に入ることになった。
先生はつぐみに白い靴を与える。
日夜練習に励むつぐみ。
赤い靴が欲しいもず子はつぐみの命を狙って靴を奪う。
親分がいたために事無きを得るが、もず子は顔を見られてしまう。
もず子はめきめきと有名になって行くがある舞台で命を落す。
親分が赤い靴を取り戻そうとして殺してしまったのだ。
靴を受け取ろうとはしないつぐみ。
そして彼女は白い靴でバレーが踊れるようになっていた。
職安の職員で力有武、
医師でオッサンが出演。
<参考文献:講談社全集>
『一口メモ』
タイトルになっているのにあけぼのさんというキャラクターは出てこない、というスゴイ作品(^^)。
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
私たちの手塚治虫と会津(2000年)
クラシック音楽館(2008年)
手塚治虫美女画集(2014年)
MOE 3月号(2016年)