「光」
『作品内容』
かつて浮浪児だった光は親切にしてくれていた人たちを殺した赤鼻一家をはじめとした
悪人を愛馬ストームと共にやっつけていた。
ところがある日,その悪人の子供だというペン公が現われ,敵を討つという。
ペン公とは一年行動を共にしてから決めるように話す。
沼に車が消えるというふしぎな事件を見た二人はある町にたどり着く。
そこで光は烏口(レッド公)という男と出会い,町から出て行くように告げられる。
そして光は暴行を受けるが,ペン公によって手当てを受ける。
烏口は沼の底の村の秘密であった黄金を狙っていたのだ。
彼はその秘密を握っている鳴子(ムッシュー・アンペア)の息子と人質にとっていた。
光は烏口の陰謀を砕き,町を出て行く。
戦争中ククール王国から黄金の仏像を盗んだ十二人の男たちがいた(東南西北,アフィルら)。
彼らは「七面鳥」から狙われ,その月は丸井(ドジエモン)が犠牲となることになった。
光は七面鳥の正体を突き止めるが彼は黄金の仏像を取り返そうとしていたのだった。
その次に訪れた町で光は脱獄した悪人たち(ランプ,ハムエッグ)に出会う。
彼らはペン公を人質に取るが,その親玉はペン公の父親だった。
ペン公は光を助けるために父親の銃弾に倒れる。
悪人で十銭ハゲ,
ダンケ・シュタット,
その他オッサン(p.143),
ヒョウタンツギ(p.198),
ドナルド・ダック(p.199),
デコビン(p.254)が出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫 マンガの魅力(1979年)
手塚治虫全百科(1981年)
ユリイカ 2月号(1983年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
コミックボックス5月号(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
ある日の手塚治虫(1999年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
僕らの愛した手塚治虫(2006年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
扉絵原画コレクション1950-1970(2017年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)
サンエイムック「どろろ」「三つ目がとおる」大解剖(2019年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)