「新選組」
『作品内容』
"壬生の章"
父親を土佐藩士に切り殺された深草丘十郎は敵を討つために新選組に入隊する。
同時入隊をした剣の使い手鎌切大作とは無二の親友となる。
大作と出かけたお汁粉屋で敵の男に出会った丘十郎は決闘を始めるが坂本竜馬の登場で果たせずに終るのだった。
丘十郎の家に助けを求めた侍で力有武,新選組受付で手塚先生が出演
"八重の章"
芹澤局長に指名され隊の裏切り者の屋敷への討ち入りに参加した丘十郎。
そこで彼は松永を切ってしまう。
松永の娘,八重は仏南無之介を助太刀として丘十郎を狙う。
芹澤は力士を手打ちにし,奉行所も巻き込んでしまう。
与力である内山彦次郎(力有武)は大作・丘十郎の人柄を買うが,芹澤に夜討ちをかけられ命を落とす。
隊士でシミ・アバータが出演
"村雨の章"
南無之介に襲われた丘十郎は傷を負うが竜馬に助けられる。
敵討ちの空しさを説かれるが,丘十郎は父の敵を討ち果たす。
しかしそれを見た土佐藩からは恨みを買ってしまい,負の連鎖に気づく丘十郎。
丘十郎に釣られるヒョウタンツギ出演
"落花の章"
丘十郎は竜馬から洋書を借りるが芹澤に取り上げられてしまう。
大和屋に押し入りに行った芹澤は店に火をかける。
そんな芹澤を丘十郎と大作は切って捨てる。
ある雨の日,八重から決闘を申し込まれた丘十郎は出かけていくが南無之介に勝利する。
傷を負った八重の命を救う丘十郎。
"三条の章"
闇討ちにあう丘十郎。
その相手は大作だった。
彼は長州の間者だったのだ。
決闘をするふたり。
ついに丘十郎は大作を切ってしまう。
それを見ていた桂小五郎(力有武)と剣を交えるがまたもや竜馬に勝負を預けられてしまう。
竜馬に言われてアメリカへ旅立つ丘十郎。
そしてそれを見送る八重。
スパイダー,ヒョウタンツギが出演
<参考文献:COM名作コミックス>
『図版使用書籍』
現代漫画6 手塚治虫集(1970年)
手塚治虫マンガ漫画館(1977年)
アサヒグラフ4月29日号(1977年)
現代まんがシアター1 手塚治虫(1979年)
手塚治虫 マンガの魅力(1979年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫はどこにいる(1992年)
過去と未来のイメージ展図録(1995年)
手塚治虫大全(1997年)
もっと知りたい手塚治虫(1997年)
フィギュア王 no.11(1998年)
手塚治虫博物館(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
ある日の手塚治虫(1999年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
手塚治虫の奇妙な資料(2002年)
僕らの愛した手塚治虫(2006年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
pen 3月1日号(2018年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)
pen+ 手塚治虫の仕事。(2020年)
手塚治虫語辞典(2023年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)